8月25日(日)に実施された「第45回社会保険労務士試験」の合格者が8日発表されました。
結果は次の通りです。 ・受験申込者数 63,640人 ・受験者数 49,292人 ・合格者数 2,666人 ・合格率 5.4%
詳しくは厚労省webサイトをご覧ください http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000028709.html
思うこと
私が受験した年、平成14年の試験問題(難易度はどの程度か知りませんが)、その時も正解肢がない(もしくは複数ある)試験問題が2問程度ありました。社労士試験は、午前(選択試験)・午後(択一試験)に分かれていて、それぞれ7科目に対し、科目別に「足切り」基準点があります。近年、各種試験は難易度が上がっていますが、試験問題を「普通の思考能力」では解けないようにひねくり回し(二重否定語等当たり前)しすぎています。出題者である試験委員の良識を疑います!
国家試験であり、国家資格者と認定する目的は理解できますが「一発合格試験」制度は、「合格率を上げたくないための試験制度」になっていませんか。国家試験の最難関「司法試験」、弁護士を増やした結果「食べていけない弁護士」が増えた、だから「増やす」のをやめようは絶対におかしな発想です。
これって、利用者(国民)目線ではなく、既得権者保護ではないですか!