平成25年の日本人の平均寿命は男性が80.21歳と初めて80歳を超え、女性も86.61歳と2年連続で世界1位となったことが分かりました。
厚生労働省によりますと、去年の日本人の平均寿命は、男性が80.21歳、女性が86.61歳で、おととしと比べて男性は0.27歳、女性は0.20歳上回り、いずれも過去最高を更新しました。
男性の平均寿命は初めて80歳を超え、香港、アイスランド、スイスに次いで世界4位となっています。
女性は2年連続で世界1位となりました。
男性と女性の平均寿命の差は6.40歳でおととしより0.07歳縮まりました。
平均寿命が女性だけでなく男性も80歳を超えたのは、世界でも香港やスイスなど一部の国や地域に限られていて日本人の長寿は世界のトップレベルとなっています。
厚生労働省は「医療技術の高さや食生活、それに住環境の良さなどから日本人の寿命は今後も延びていくと見られる。高齢者が健康で長生きできるような支援を行いたい」と話しています。
< 解 説 > 平均寿命と平均寿命
「平均寿命80歳」では、80歳の人はあと何年くらい生きるのか?これを「平均余命」と言います。
80歳男性の平均余命は+8.57歳、女性は+11.59歳 → 80.57歳と91.59歳 となります。
つまり、0歳児の平均寿命を平均余命と言います。 厚労省年齢別平均余命表http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/01.html