肥後銀行(熊本市)に勤務していた男性行員(当時40歳)が自殺したのは長時間労働によるうつ病が原因として、遺族側が約1億7千万円の損害賠償を求めた判決で、熊本地裁は銀行に約1億3千万円の支払いを命じた

判決で、男性行員の自殺前4か月間の残業時間は100時間を超えていたと認定した。

熊本労働基準監督署は昨年3月、労災と認定し、労働機銃法違反容疑で銀行と役員ら3人を書類送検した。

銀行側は控訴しない方針で、判決は確定するもよう。