厚生労働省は11月26日、今年6月1日時点の民間企業で働く障害者の割合(障害者雇用率)が前年より0.06ポイント増の1.82%で過去最高を更新したと発表しました。1000人以上の大企業が2.05%と法定雇用率(2.0%)を上回った一方で、50人以上100人未満の企業では1.46%にとどまりました。
厚労省が従業員50人以上の企業8万6648社を対象に集計しました。雇用者数は前年比5.4%増の約43万1000人で、内訳は身体障害者が同3.1%増の約31万3000人、知的障害者が8.8%増の約9万人、精神障害者が24.7%増の約2万8000人でした。