厚労省による19日発表の2012年労働者健康状況調査で、労働者の60.9%が仕事に関し強い不安やストレスを感じているということがわかり、これは2007年の前回調査に比べ2.9ポイント増える結果となりました。
それによりますと強い不安やストレスを感じている原因として一番多かったのは「職場の人間関係」(41.3%)で、続いて「仕事の質」(33.1%)、過重労働などの「仕事の量」(30.3%)となっています。
調査は従業員10人以上の企業で働く1万7500人を対象に昨年12月に実施し、9915人が回答しました。
ストレスは「個人の資質」の問題・・・そんな考えは、もう通じない時代。対策は、個人・家族・会社・社会全体、最後は国でしょう。