労働法
西日本高速社員に過労死認定
西日本高速道路第二神明道路事務所で道路の施工管理を担当していた男性社員(34)の自死について、神戸西労働基準監督署が労災認定していたことがわかりました。男性の時間外勤務は最大月178時間、退勤から次の出勤までわずか8分し …
「ブラックバイト」審判 解決金200万円で和解
アルバイト先の飲食店で賃金を支払われず、店の赤字を穴埋めさせられたとして、仙台市太白区の20代の男子大学生が30代の経営者男性を相手取り、未払い賃金など計209万円の支払いを求めて仙台地裁に労働審判を申し立てた問題は、経 …
退職勧奨でうつ 日本IBM社員を労災認定
退職勧奨を繰り返し受けてうつ病になった日本IBMの50代の男性社員が、中央労働基準監督署から労災認定を受けたことが12月9日分かりました。退職勧奨で労災が認定されるのは非常に珍しいということです。 男性は社内システムの管 …
福島第一原発事故、初の労災認定
東京電力福島第一原発事故後の作業により被曝し白血病を発症した40代の作業員について、労災が認められたことが20日、わかりました。原発事故後の作業に伴う被曝と白血病発症について、因果関係がないとは言えない、としています。今 …
改正派遣法が成立 受け入れ延長、条件付きで
派遣社員の柔軟な働き方を認める改正労働者派遣法が11日午後の衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。 改正法は衆院通過後、参院で施行日などを修正したため、改めて衆院に回された。安倍内閣が「岩盤規制」改革 …
「持ち帰り残業で過労自殺」会社を提訴へ
金沢市で2011年に英会話学校講師の当時22歳の女性がうつ病を発症して自殺したのは、長時間の「持ち帰り残業」による過労が原因だったとして、大阪府内に住む女性の両親が、英会話学校を運営する「アミティー」に慰謝料など約910 …
学習塾に労基署が賃金未払いなどで是正勧告
学習塾大手の明光義塾をフランチャイズ経営する「ワールドオーエー」(本社・水戸市)に対し、土浦労働基準監督署が休憩時間や深夜割増賃金の未払いなどで労働基準法違反があったとして是正勧告をしていたことが分かりました。 労基署は …
雇用保険料下げ検討 失業給付分を0.8%に
厚生労働省は、雇用保険料の引き下げに向けた議論を始めました。 現在の失業給付に当てる保険料は1%で、雇用保険法の下限です。これをを0.2ポイント下げ、0.8%にする方向です。 雇用情勢の改善で失業給付が減り、積立金は6兆 …
介護休業の分割取得、介護者の残業免除義務化など提言
仕事と家庭の両立のための支援策を検討している厚生労働省の有識者研究会は7月30日、現在、家族1人につき1回しか取得できない介護休業を、複数回に分けて取得できるようにすべきとする報告書案をまとめました。報告書案には、介護者 …
「弁償代を給料天引きは不当」引越社を元社員らが提訴
引っ越し作業で生じた弁償金を給料から天引きされたのは違法だとして、「アリさんマークの引越社」で知られる運送会社「引越社」(名古屋市)とグループ会社の従業員と元従業員の計12人が7月31日、2社を相手取り、不払い賃金や慰謝 …