アルバイト先の飲食店で賃金を支払われず、店の赤字を穴埋めさせられたとして、仙台市太白区の20代の男子大学生が30代の経営者男性を相手取り、未払い賃金など計209万円の支払いを求めて仙台地裁に労働審判を申し立てた問題は、経営者が解決金200万円を学生に支払うことで和解が成立しました。
申し立てによると、男子学生は、昨年2月まで働いていた仙台市青葉区の飲食店で、一昨年8月からの7か月分の賃金が未払いになっているほか、店の赤字の穴埋めとして現金10万円を経営者に支払わされたということです。また、最大40日連続勤務を強いられ、大学の授業に出られない期間がありました。
河北新報オンラインhttp://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160119_13031.html