佐賀県庁で働く非正規職員が10月8日、職場環境や労働条件の改善を求め、「県臨時・非常勤等職員労働組合」(通称=臨職ネット佐賀)を結成しました。

主な加入対象は、知事部局の1年更新で最長3年の「非常勤嘱託職員」と4か月更新で最長1年の「日々雇用職員」で、全職員約3600人のうち約500人を占めます。今のところ女性を中心に約140人が加入を申し込んでいるということです。

今後は、雇用の安定や賃金アップなどを訴えて、10月中に古川知事あてに待遇改善の要求書を提出し、団体交渉を求めます。

Q 官民格差、正規・非正規格差 官公署内正規・非正規格差はなぜ起きるか!

A 官公署正規職員は好待遇: 正規職員だけでは経費倒れ→ 正規職員(社員)は解雇しずらい→ では、解雇規制緩和(労働者流動性向上)→ 労働組合(官公労)が大反対→ 現状維持→ 非正規は置き去り→ やっぱり、現状維持→ 正規採用は狭き門 又は 正規職員からドロップアウトすると戻れない→ 格差・階層(カースト)社会へまっしぐら。